...しかし今日もなんか暴れたりず、月の光に照らされる道を歩いている。


ヅラは家に置いてきた。


つまりこの格好だとアタシが共謀姫だってすぐにばれる。


それでよかった。



...アタシはみんなに嘘ついてた。


本当は過去のこと、覚えてきた。



皆が死んでいく姿を。

あの、最悪な兄貴のことも。



そして。別のあたしのことも。