ぎいぃ...


錆びた倉庫のドアを片手で閉めるとため息をつく。


誰かに話すかもしれない。

その可能性は捨てきれない。


しかし、人に話すような命知らずのような人はいないだろう。



凪には今後炎龍に付き合ってもらうことになるがしょうがない。



バイクで来た道を記憶を頼りに家まで戻る。


早くこのズラをとって「眠り」たかった。