倉庫からでて、空を眺める。



―――さて、どうするかな。



バレてしまったからには暴れないわけにはいかない。


とにかくこの鈍った体を動かしたかった。



明日から凪に迷惑かけるけどしょーがない。


これが運命だと思えばなんてこともないはずだ。


アタシはそのまま遠い家へ帰ることにした。