▽龍神side
あれから3日たった。
アリスは命に別状は無いものの未だに目が覚め無かった。
月夜は数年前の黒龍家殺人事件が発覚し、刑務所に入っている。
下手すれば終身刑になるらしい。
嵐山と有栖川兄妹とほぼずっと見守っているのだが起きる気配がなく、俺は飲み物を買いにロビーへ来てた。
3人は用事があるらしく、先に帰っていった。
無難にコーヒーを乱暴に選ぶとからんっ、と落ちる音が聞こえる。
「ありがとうございました」と、やけに未身につく機械音に背を向ける。
病室の扉に手をかける。
がららっ、と躊躇なく入る。
一人部屋な為、周りを気にする必要も無い。
ふわり、と。
あれから3日たった。
アリスは命に別状は無いものの未だに目が覚め無かった。
月夜は数年前の黒龍家殺人事件が発覚し、刑務所に入っている。
下手すれば終身刑になるらしい。
嵐山と有栖川兄妹とほぼずっと見守っているのだが起きる気配がなく、俺は飲み物を買いにロビーへ来てた。
3人は用事があるらしく、先に帰っていった。
無難にコーヒーを乱暴に選ぶとからんっ、と落ちる音が聞こえる。
「ありがとうございました」と、やけに未身につく機械音に背を向ける。
病室の扉に手をかける。
がららっ、と躊躇なく入る。
一人部屋な為、周りを気にする必要も無い。
ふわり、と。