「…なぁ……俺、人を殺したんだぜ…?」 その声は何処か苦しみも混じっていたようにも聞こえた。 「……っち!…来なさい!」 その声とともに手を引かれる。 振り向けばそこには母がいた。 真面目で、素直で、いつも味方をしてくれた母。 なのに今。 「あの『化け物』から逃げるのよ!」 なんで月夜を拒絶してるの? 私達、「家族」じゃないの?