『…なっ…凪…を……離して……』 その声は思ってたより小さかった。 叫んだつもりだったのに。 凪に心配かけたくないのに。 「…あ…あり……す……。…?」 大人達の怒号の中に聞こえてきたのは小さな呼び声。 見れば、凪はもう処刑台に立たされていて、もう少しで手遅れだった、という感じだ。 『…いっ……っ…』 私はがむしゃらに大人達を戦った。 たった1人で。今まで向かい合おうとしなかった大人達と。 …私はその日、「死んだ」