▽アリスside


凪と月夜の会話で過去のことを思い出す。




『ねー、何してるの?』


あの時、アタシは…いや、私は普通に遊んでいただけだった。


凪は歳が3歳ほど年上でお姉さんぽくて…

黒龍の恥だ、とでも言われていたが私にとっては憧れの存在だった。



その日は凪の家で遊んでいた。


とても楽しい遊び。



でも、その時、いきなりドアがあいた。