鬼暴ー伝説の共謀姫ー

∇龍神side






ブォォォォォォォオオオ!




バイクがエンジンを唸らせながら走っていく。



しかし今は運転しているのは俺では無かったが。





「───ねぇ、」




不意に風に乗って声が聞こえてくる。


彼女の蒼い髪に凪の事を思い出しながら返事をする。



「なんすか」



「──いや、どうして平気でいられるのかなってさ」



その言葉に驚く。




平気そうに見えていたのか。