「...さっき、性格がー」

変わった気がする、と言い終わる前に文火が口を開く。



文火「まぁ、隠してもしょうがないかな。
今までの私はあくまでも表向き。
本当の姿はこっちなのよ。」

そう言って悪戯っぽく笑う。



その笑みは今までの文火とは似て非なる表情で拍子抜けする。



そして数分たつと部屋にノック音が響く。



文火「きたきた。どうぞ~」



そして入ってくる人物に手を振る


文火「久しぶり~!元気にしてた?──」