「力也…」



歩いている時前に力也が立っていた。

たしか…友達のタイムラインに…
遠足って…遠足って同じ場所だったの?




力也も私を見て驚く。




「こいつがあの話の?」

「うん…行こっ…」



健ちゃんの手を握りUターンする。




「おい!真子!話聞いてくれ!」




力也が叫ぶ声



必死で人混みのところにまぎれて
建物の裏に行く。




「大丈夫か?」

「うん」




ちょっと息を切らせた。