「大丈夫?落ち着いた?」 気づくと病院のベットで寝ていた。 お母さんが話しかけて来た。 「どうしてこうなったの?」 これで力也って答えたら またなにかされる。 今度こそ殺されると思った。 「わかんない… でも大丈夫だよ! こんなハキハキ話せているし!」 「傷…深くて傷跡残るんだって…」 「そっか…」 理解するしかなかった。