愛……
もうっ、変なこと言わないでよ。



でもわざわざ来てくれたのかな?
一応、ここ電車でこなきゃこれないのに。それにここは店とは結構離れてるのに。



わざわざ来てくれたの?探してくれたの?


急いで慌ててくれたのかな?
だからそんなに息切れしてるのかな?



「早瀬君……」



ドキドキする胸。



「ん?どうした?」



赤くなる顔。



「今日はありがと。」



それを言うのも精一杯だった。