カァ〜////
簡単に乙女の夢をやりおって!
やられた私の顔は真っ赤っか!
私の顔を真っ赤っかにした犯人は、惟斗と教科書を持って教室を出て行った
『あれ?恋なんでそんな顔赤いのよ?熱?』
私の異変にすぐに気づいた柚が話しかけてきた
『ちがうちがう!なんかこの教室暑くない?!』
『は?なにいってんのよ。いま春のはじめよ?寒いに決まってるでしょうが』
あ、それもそっか汗
なんて下手くそなうそをついてしまったんだろう
『私には暑いの!』
『まあ、いいわ。
次移動だから準備しよ。惟斗たち行っちゃったわよ』
『うん!』
私は顔を正常に戻そうとしたけど、結局1限目は元に戻らなかった

