この時から私は、自分の気持ちがコントロールできず、新が好き。その気持ちだけにとらわれていたのかもしれない。




気づけば時計は14:00
「あっ行かなきゃ。」

新…もう、私わかんないよ。




※片思いです






私は、静かな足取りで体育館へと向かった。

「〜♪〜♪〜♪〜♫」

「俺、その歌知ってるかも。」

「わぁっっ!!!」
び、びっくりしたー。
声にならない声が響く。

「そんなに驚かないでよ。
ねぇ、その歌ってさ
"にじいろ"だよね?」

私は、心の中を悟られないように笑顔で言った。
「そうだよ!
これから始まるあなたの物語♪」


ずっとずっと長く…道は続くよ。
にじいろの雨降り注げば空は高鳴る。

これは、自分自身への歌でもあったから

この歌は私を励ましてくれる。

大好きな歌………。