「・・・悠斗くーーん!」 遠くから聞こえる聞き覚えのある声にハッとする。 あたしがいたら悠斗に迷惑がかかっちゃう・・・。 ガタンッと椅子から立ち上がり保健室から急いで出る。 あたしが出て隠れた直後に桃がガラッと保健室のドアを開ける。 はぁ、あたし何やってんだろ・・・。 桃の声で一気に突き落とされたような気がしてその場に腰を下ろす。 もー、どうすればいいの・・・。 がやがやと騒がしい校内から鮮明に聞こえたのは悠斗と桃の話し声だった。