「という訳だけど、分かった?結菜」 「たっ、多分……」 あたしは、大和に解き方を教えてもらった数学の問題に、もう一度挑んでみる。 「あ、やった!できたかも」 「どれどれ?お、正解だな。結菜も、やればできんじゃん。まぁ、俺が教えてるんだから、できるようになって当然だけど」 ──チュッ。 「……!?」 大和が、あたしの肩を抱き寄せて、額に軽くキスを落とした。