大和の視線が気になりつつも、あたしが目を閉じて数十分後──。 あっ、あれ?何か、急にお腹の辺りが重くなったような……。 お腹の辺りにずっしりと重みを感じて、あたしがそっと目を開けると……。 え、大和!? なんと、大和の頭があたしのお腹の上にのっかっている。 スゥスゥ…… 大和は、寝息をたててスヤスヤと眠っていた。 「もう!あたしが寝るまで見ててやるとか言っておいて、自分が先に寝るなんて!ありえない!!」