「おっはよー!結菜」 「あ!おはよう、莉央」 偶然下駄箱にやって来た莉央に見られないように、あたしは慌てて手紙を鞄の中にしまった。 「どうしたの?結菜。なんか、元気なくない?」 「えっ?そうかな?あたしは、いつもと変わらず元気だよ?」 ほら!と、あたしは莉央に、ガッツポーズをしてみせる。 「そう?ならいいけど。もし何かあったら、言いなよ?あたしも真凛も、いつでも相談にのるから」 「うん。ありがと、莉央」 あたしは、何事にも敏感な莉央に悟られまいと、なるべく笑顔で答える。