『わたしは岩本愛!1年生だよ!』 「あ、俺らは隣の高校の1年!」 「せっかくだし、愛って呼んでいい? 俺たちも呼んでいいから!」 『うん、わかった!』 「じゃあさ、なんか買ってあげるから どっかいこーよ!」 「わたがしなんてどう?」 『うん!いいね! …っあ、だめ、わたし彼氏ときてるの!』 わたがしで思い出した! あぶなー。 「いいじゃーん、ね?」 ぎゅっと手をつかまれる。