激甘警報発令中!恋人たちの甘い ラブ・ジュレ

彼はやっと唇から離れてくれた。

「今のは違反です。」私は小声で言った。

私の息があがって呼吸が早まった様子に

かなりご満悦のようだ。

「この続きはいつにしようか?」

私は困った顔をするしかなかった。

「今すぐどうにかしたい。」

と、さらに私を困らせることに

喜びを味わっている時間などないことを知るべきだし

私は彼に言い返したい気持ちを我慢できなかった。

「誰か来たらどうするんですか?」

「大丈夫。内側から鍵をかけた。」

「資材室に鍵をかけるなんて大問題になっちゃいます。」

「わかった。俺が悪かった。謝るよ。」

彼はドアノブをつかんで廊下に出ようとした。

私はその背中にもうひと言付け加えた。

「忍さん、私もさっきのに負けないくらい情熱的にキスできることを覚えておいて。」

「奈々、それは俺だけが知っていればいいことだ。他の男に教えるなよ。」

~『それでも僕は君を離さない』『それでも僕は君を離さないⅡ』より~