葵〜19歳〜

この頃のあたしは誰がどうみても
男にだらしない女だった。
自分でも気付いてた。
けど、自分がなにがしたいのか
自分が1番わからなかった。

彼氏はできてもコロコロ変わるし
別れる原因は全てあたしの浮気。
もちろん悪気なんか全くない。
あたしに本気になった相手が悪い。
あたしは好きなことをしてるだけ。

こんなんだった笑

当時ネットの主流はmixi。
これを武器に遊び歩いてたあたし。

仕事は美容師アシスタント。
学校も通いながらの生活。
仕事はすごい楽しくて充実。
仕事が終わると高校時代からの
友達、ちえと夜中〜朝まで騒ぐのが日課。

家になんか朝風呂入りに帰るだけ。
心配する親がうざくて着信拒否。
このときのあたしは子供扱いされるのが大嫌いだった。

いつも通り仕事が終わるとちえの家に行く。

あたし 「今日ゎなにする〜。イケメン用意した〜?」

ちえ 「今日つかまんなかったーあ。
てゆーか葵、彼氏いんじゃん笑」

あたし 「まじかああぁ。したらmixiで探そ!彼氏なんか関係な〜い。つまんないしね〜」


こんな会話は日常茶飯事。
mixiで男探し開始。
顔良ければ誰でもいい。
遊ぶ場所はゲーセン、カラオケ
宅飲み。こんな感じ。

するとちえが1人の男のアカウントをあたしに見せてきた。
その子はあたしの知り合いの元彼。
しかも2つも年下。
顔は写真だと幼い。
しかも住んでる場所がかなり遠く知らない町。


一応mixiのメッセから連絡してみた。
”いまひまー?’’
送信。

数分後、返信が来た。
”ひまだよ〜俺の住んでるとこおいで〜”

何分かかるか聞いた。
大体1時間くらいかな〜


?!
いやいやいやいや
無理無理。明日仕事だし遠いし笑
しかも年下興味ないし
結局その日は会わずに終わった。


そして2013年大晦日。
この日は女友達と飲み明かす予定だった。
けど女友達が急用で時間遅れるってなったことをきいたあたしはイライラし
騒ぐメンツを探した。
だけど今日は年末。
ひまな人はいない。

そこで遠い所住んでる年下のあの子を誘ってみた。
”ひまー?”
送信

数秒後
”ひまだよ〜俺いまいえにひとりだし
酒あるからおいで〜”

ん〜まあいっか!
じゃあいくわ!
連絡をして向かうものの外は大雪。
知らない道を走らせて1時間。
その街についた。
目についたコンビニに車を止めてその子を待った。
しばらくして背の高い薄着のチャラい男が歩いてきた。
向こうも気付いたみたいであたしの車に乗る。
家いこー。
そこでその子の家に向かった。
待ち合わせしたコンビニからその子の家は歩くとかなり遠い。
横では寒そうにしてるし
なんか子犬みたいだった。

これがあたしと年下くんとの初めての出会い。