そしていつも通りの日々が続いた。 裕太は転校生とより仲良くなったみたいだし、転校生にも何人かの友達ができたっぽい。 僕と裕太はいつも通り仲がいい。 そんな平凡な日々がずっと続いてしまうんだと思っていた夏休み一週間前。 いつも通り教室に入りカバンを横にかけ、机に座って小説を開こうとすると、 ゆるゆるすぎるクラスの雰囲気と違い裕太が慌てて教室に入ってきて僕の机の前にくるなり興奮気味の声で耳にささやいた。 [新しい情報があるんだ] それはきっといつもと違うなにかだと僕の頭が感じとった。