裕太と別れ、家のなかに入ると二階にかけ上がった。雑にカバンを置くとベッドの上に転がり込んだ。
真っ白な天井には今日の出来事が繰り返し映されていく。

あの切れ端......

チャ~ラララチャ~♪

ビックリして起き上がるとそれは携帯の着信音だった。

着信画面には裕太と表示されている。

[もしもし凱?]

[どうした?]