「楓。そのへんにしときな」 「雅ちゃん!だって……」 「雅……、楓どうしたの?さっきも変だったような……あ、て言うか池宮くんなんかごめんね!」 「…………」 一瞬あたしの方を見て、楓を見ると何も言わずに前を向いてしまった。 やっぱ2時間くらい喋ったからって変わらないのかな……。 「美桜ちゃん!あたしはおかしくなんかないよ!もぅっ」 「そっかそっか。ごめんね」 ……楓のこと、ちょっと恐いと思うなんてな……。