好きとスキが重なった日

「まず先に中島にはこちらの品を贈呈します!」

「何入ってんの!?」


リュウは興味津々な面持ちのまま、藤木くんからプレゼント受け取った。

リュウの事だから受け取るのと同時に、ラッピング雑に破って開けてるし…

藤木くんは口をタコにし、ポカーンとしている。


「あーあ
もう開けちゃったの?
家帰ってから開けろよー…」


「だって気になって仕方ねぇんだもん!」


そう言いつつも、ラッピングを開封した箱から出てきたのは…

キレイな星型に、小さな真珠が入ったネックレスだった。

それを付けると、きっと本物の星空の星を見ている気分だろうなー。

空は一線で繋がっている。
どんなに遠く離れていても、空だけはちゃんと繋がっている。



「え…?
俺がこれ付けんの!?
これ女物じゃん」


「これは中島が付けるんじゃなくて、中島の大切な人にあげるんだよ!」


「分かった
でも何でこんなに素敵なプレゼントを?」


「もうこのメンツと集まれるのって、卒業したら二度とないかもしれないから、その記念にな…」


「何だよ藤木…
そんな悲しいこと言うなよ!」



リュウは、目頭に涙を浮かべていた。
急にシーンと辺りが静まり返る教室。


私だって寂しい。
卒業して、またこうやって皆と集まりたい。



そんな私の一つの夢は、いつか叶いますか?