好きとスキが重なった日

「夏海先生は今までにもらった中で、嬉しかったプレゼントはありますか?」

「そうね
私だったら、ネックレスとかかな」

夏海先生が昔の頃を思い出したのか、急におとなしくなった。
何を考えているのかは分からないけど、少し思い出に浸らせてあげよう。

俺は飲み物を飲むふりをして、一瞬美莉亜の方を見るが、美莉亜は全く気付かず、直也と仲良く話している。

美莉亜に今度は視線を送ってみる。

でも美莉亜はこっちを見ようともしない。


なんでなんだ、美莉亜。

何を話しているのか聞きたいが、何にも話してるの聞こえないし・・・。

いくら席が隣でも、距離があからさまに空きすぎてるよ。


「深瀬くん、いい考えがあるんだけど!」


俺が美莉亜の事ばかりを見ていたからだろうか。
夏海先生がこっちに来るよう手で招き、俺を呼び寄せる。
いい考えって一体何だろうな。


ふとそう思いながらも向かう。


夏海先生の元に着くと、夏海先生が俺に優しく耳打ちをした。

サプライズという言葉を耳にして、少し驚いた。


美莉亜喜んでくれるかな・・・。


美莉亜が一瞬こっちを見ていた気がしたが、俺は美莉亜の方を見ずに自分の席に戻る。





その後もお菓子や飲み物を飲みながら、夏海先生と合コンを楽しんだ。