好きとスキが重なった日

教室を出ると、そこには壁によしかかる直也の姿があった。

「直也、待っていてくれたのか?」

「待つも何も、俺は別に…
それに次のゲームもあるしな
他の皆には先に行ってもらった」


直也は顔色一つ変えずそう言ったが、俺には少し元気がなさそうに感じた。


「直也、大丈夫か?少し顔色悪いけど」

「あー、この日の為に徹夜したせいかな?
全然寝てなくてさ」


直也はそう言うと、大きな声混じりのあくびをする。


「そっか
でもちゃんと寝ないと、体に毒だぞ」

「あぁ、分かってる」


直也が嘘をついてることくらい、俺にはすぐ分かった。


やっぱり美莉亜とのことで、気を使ったり、後悔してるのかもしれない…。



俺はどうすればいいのか分からない。