好きとスキが重なった日

そう思っている時に、一階から誰かが階段をかけ上がる音が聞こえた。

もしかして、先生!?
熊井の悲鳴を聞いて、助けに来てくれたんじゃ………。


「とりあえず、隣の部屋に身を隠すぞ!熊井を落ち着かせないといけないし

おい!中島、そっち持ってくれ」


深瀬に言われた俺は、咄嗟に我に返り、急いで熊井の腕を肩に回した。


瞬時に、さっきより近くなっている階段をかけ上がる音。



俺は怖くなり、少し早足になる。
俺に合わせるように、深瀬も早足になった。


空いている片方の手で扉を開けて、中に入る。


写真部だからなのか、奇跡のショットが額縁に入って、壁に掛けられていた。



あの景色めっちゃ綺麗じゃん!
自然豊かで、馬も気持ち良さそう。
まるで大地を気持ちよくかけ走っている、そんな一枚のショットに、俺は目移りする。


それ以外にも景色の写真が、何枚も飾られていた。



その中の一枚に、俺は虜になった。





あの写真って・・・