好きとスキが重なった日

ここで逃げたら、男としてカッコ悪いよな…
ここは、平然を装って通り過ぎればいいんだ!

そう思った俺は、ラジコンカーに向かって歩き出した。

たかが、ラジコンカーだろ?
何かあるって訳じゃないだろうし…

ふとそう思っている時、ラジコンカーの速度が、だんだん速くなっているのに気が付いた。

このままだと俺、怪我するだろ…。

どうすればいいんだ?
こうなったらもう、足でラジコンカーを蹴飛ばすか!?


ラジコンカーはもうすでに、俺の目の前まで来てる。
やばい!逃げなきゃ!とそう思っているが、あまりにも驚き過ぎた俺は、思わず腰を抜かせた。


この場から身動きが取れなくなり固まっていると…


そのラジコンカーが俺の目の前で爆発し、白い煙とともに、クラッカーが鳴り響く。


あれはラジコンカーが爆発したんじゃなくて、クラッカーが爆発したのか…?


白い煙が完全に消えた後、すでにラジコンカーの存在はなく、クラッカーのざんがいだけが残っていた。



あれは一体、何だったんだ!?

あれが藤木の言っていた、仕掛けなのか………?