好きとスキが重なった日

「ごめん、ゆずき…
俺、行かなきゃ!これは男同士の戦いなんだ…
俺は絶対にゆずきを守るから
だから俺を信じてくれ!」


「うん、分かったよ!
龍輝頑張ってね!」


俺はゆずきの手に手錠をかけると、目をつぶったゆずきのおでこにキスを落とした。

ゆずきの頬は徐々に赤く染まっている。
ゆずきの髪からは、ほのかに香るシャンプーの匂い。

めっちゃいい匂いする。


俺はまず最初に、遠くの場所から探すことにした。

ここから遠くといえば、ずっと越えた場所にある占いの館か・・・


でもあそこ、不気味なんだよな。
水晶玉で未来を透視してるみたいだし、それに、教室を占いの館にリメイクしたみたいだけど、本格的な道具まで揃ってるし、誰かを占うスペースに、白いレースのカーテンで仕切られてる。


誰かが作った嘘発見器まであって、嘘をつくと、部分的にビリビリくるみたい。