好きとスキが重なった日

俺はすぐさまベッドの上にゆずきを乗せた。

これは時間との戦いなんだ…。


「ゆずき、目開けていいよ?」

俺がそう言うと、ゆずきはゆっくりと目を開け、よほど怖かったのか、俺に抱きついてきた。


「ゆずき………?」


「龍輝、私怖いよ…
だからどこにも行かないで?
手錠なんかつけなかったら、バレないよ?」


俺はその言葉を聞いて、ふと思い出した。
そういえば、5組の教室にモニターとテレビが仕掛けられてたよな。


てことは、このゲームに参加しないと、何かしらのペナルティーがあるってことか?



さっき藤木が言ってた言葉も、どうやら引っ掛かる。


"絶対に何があっても、逃げんなよ!
そんなこと1ミリでもしたら、俺がその姫を奪うからな"


あれって、このゲームから逃げるなってこと!?


どんな意味が隠されているのか分からないが、とりあえずこのゲームをクリアしなきゃだ・・・