好きとスキが重なった日

ゆずきをお姫様抱っこして、ゲーム進行役の藤木の後を付いて行った。

並び順は…藤木、俺、深瀬、熊井の順だ。


しばらくして連れて来られたのは、占いの館をずっと越えた場所にある、とある教室。

その教室は、1~5組あり、1~4の教室の入り口には、紙に書かれたお姫様の名前と番号が振ってある。


1教室がゆずき。
2教室が明日香。
3教室が美莉亜。
4教室が夏海先生。


そして5教室には、テレビとモニターが仕掛けられていた。


誰かここで監視でもするのだろうか・・・?




旧校舎はまだ日が暮れ、夕方でないにも関わらず、依然と暗さが増している。

それに、この日の為に準備でもしたのか、カーテンが所々黒で統一されている。


この不気味な雰囲気と暗さから考えたら、この旧校舎に何か出てもおかしくない。



そういえば藤木の奴、何かトラップを仕掛けるとか言ってたよな…



ますます、恐怖心が湧いてくる。


俺、一応こう見えて怖がりなんだけどさ、一番の怖がりであるミリー大丈夫かな?


それにミリー、藤木と一緒だろ?


だから心配なんだ…。