好きとスキが重なった日

それから数十分お店を見て回り、藤木くんと合流した。

「美莉亜ちゃん、何にするか決めた?」


「一応決めたんだけど…
藤木くん、あのね…
似顔絵スタンプなんかどうかな?」


「それってさ、作るってこと?」


藤木くんは悩ましい表情をすると、私の手に持っているゴム板と台木をかごの中に入れていく。


結局はこれくらいしか選べなかった。
私って女子なのにセンスないよね・・・。



「うん!藤木くんなら得意そうだと思ったから…」


「似顔絵スタンプ作るのって、大変なんだぞ?
少しでもミスすると、やり直さないといけないし…

似顔絵スタンプ作ったのは中学校以来だけど、頑張ってやってみようかな

その代わり、美莉亜ちゃん俺のこと応援してくれる?」


「うん!もちろんだよ!
私に手伝えることあったら、いつでも言ってね?」



そして私達はレジに向かい、かごの中の物を精算していく。
支払いを済ませるのは全て藤木くん。

私はただただ、傍で品物を見つめていた。


購入した商品は、ゴム板、台木、ハートの風船、色画用紙、和紙などなどの雑貨類。


その後は100円ショップや雑貨屋さん等を何店舗か見て回り、足りない物を購入した。