好きとスキが重なった日

変装を終えた私達は、やっとの思いで買い出しに出発する。

藤木くんは片手に、シンプルな紙袋を手提げている。
中身は空っぽなんだけど、藤木くんが"マイバックになるじゃん?"と 上機嫌。




それから15分後…
藤木くんと他愛のない会話をしながら、無事に駅前にある大型デパートに到着した。

学校を出る前なんか、廊下付近で先生に見つかって、藤木くんと手を取り合いながら走ったりした。

サングラスをかけていたから、先生には顔を見られていないんだけどね…。


走り終わった後は、二人とも息遣いが荒くなって、お互い目が合うとついつい笑い合った。

"楽しかったねー!"って、まるで青春ドラマに出演している気分。


藤木くんじゃなくてそれが篠塚蓮だったら、まさにドラマ!!