好きとスキが重なった日

「これが、変装グッズ?
何かヤンキー臭がぶんぶんするけどさ、元ヤンとかじゃないよね?
それに、これ着なきゃだめー!?
余計に目立つと思うけど」


「そうそう!これが俺の求めていた変装グッズ
これなら、美莉亜ちゃんが変な人に声掛けられてもさ、怖くなって寄りつかないかなーって

しかも、俺とお揃いなんだから、絶対着なきゃだめだから!」


はい?今、俺とお揃いって言った!?
双子コーデならぬ、ペアルックですか??


ペアルックって普通、恋人とするものばかりだと思っていたけど…

これは新しい発掘と新しい経験。



「いいよ、別に着てあげても
せっかく用意してくれたのにさー、着ないのって勿体ないじゃん?」


「さすが美莉亜ちゃん!よぉー待ってました~
美莉亜ちゃんって優しいから、絶対断れないと思ってたんだよねー

試食とかお勧めされたら、絶対その品買ってそうだし!
どこか譲れないって感じ」


ず、図星だ…

どうしてまんまと当てちゃうんですか…?

試食したら、絶対人より多く食べちゃうし、なるべく試食に行かないようにしても…


声掛けられたらいい顔して、99パーセントの確率で買っちゃう。


これって俗に言う、詐欺にかかりやすいパターンだ。






それに藤木くん…
そんなに爽やかな笑顔で言わないでください。


オーラが強すぎて、眩しいです。