好きとスキが重なった日

「龍輝!嘘だよ?
龍輝のそういうとこ、私は好きっ♪
龍輝が、私達をからかうからいけないんでしょ」


「ゆずき、もーからかうなよ!
本気にしちゃったじゃんか!」


ゆずきはリュウの肩を二度ほど叩くと、リュウの表情が一気にぷわっと明るくなる。

頬を赤く染めらせ、二人とも照れている証拠。
こっちまで恥ずかしくなるよー!!


「二人とも、幸せ者ですな~
さては、毎日ラインで恋育んでるとか…?」


私はさっき明日香と約束をした話を、良いタイミングで少し滑り込ませると、二人は顔を見合わせながらも私と明日香に打ち明けた。



「バレてた?」


「ゆずきって行動に出るから、もうバレバレだよ!
遅刻は最近多いし、留年したらどうするの?

ダメでしょ!皆で卒業するって、約束したのに」


「違うんだ!俺がいけないんだよ
ゆずきは何も関係ない」


「リュウ、それってどういうこと?」


リュウは急に大声を上げ、その声が廊下中に響き渡った。
私の口は閉じ、動揺する一方。


一体二人に何があったの?