好きとスキが重なった日

「なぁ、ミリー
手伝うって何すんの?」

リュウが興味本意で訊いてきた。


「それは着いてからのお楽しみ♪
とりあえず、筆記用具持って付いてきて!」


「筆記用具!?
何すんのかワクワクするな!!」


「でしょ!!
ものすごく楽しい一大イベントにするよ♪

それとゆずきも、もういい加減離れてよ!暑苦しいなー」


「あ!ごめん…」


ゆずきはハッと我に返り、申し訳ない表情を浮かべる。


「別にいいよ!!
ただ私が慣れていないだけだから」


「お前らってさ、女同士なのにハグしてキモいな」


「うるさい!!
リュウだってさ、男同士でハグしてんじゃん!」


「え、そうなの!?」

ゆずきがリュウの知らない一面を知り、少し引いてる様子。


「ゆずき!これは違うんだよ…
ホモとかゲイとかじゃなくて、外国流の挨拶みたいなもんで・・・」


「うわっ!龍輝きもーっ」


「ゆずき・・・」


リュウが急にシュンとなり、落ち込んだ。
好きな人にキモいって言われるの、本当にショックだろうなー。


ゆずきは本音じゃなくて、わざとに言ってるのに本気にしちゃって。


そういうギャップがまた可愛いんだから♪