好きとスキが重なった日

私は早めに掃除を終わらせようと、モップに手をかけた瞬間…
書類に足を滑らせ、彼と一緒に床に倒れ込んでしまった。


彼の胸の中で、優しく抱き締められている私。


キスが後数センチで出来る距離に顔があって、思わず頬がポッと赤く染まる。



「あっ、ごめん…」


「大丈夫だって!
それより髪の毛に蜘蛛の巣が付いてる」


「え、嘘!
取って取ってー
早くー!!」


「そんな一丁前に騒がなくたって、俺が取ってやるから心配すんな」


「ありがとう!」


彼が私を抱き起こし、髪の毛に付いていた蜘蛛の巣を取ってくれた。


「ほら、取れた!」


そう言って私に見せたのは、いちご味のキャンディーだった。






でも何でキャンディー???