好きとスキが重なった日

「神崎、突然呼び出してすまない」

私と先生は廊下の隅っこで話し合う。
教室から誰かこっちを覗いてるし!!

そう、あの三人組。
リュウと明日香とゆずき。

後であの三人に話すには丁度いいんだけどね~。



「お話しって何ですか?」


「昨日の事なんだが、まさか学校の外に出たりなんかしてないよな?」


「え…そんなことの為に呼んだんですか?
別に出てませんけど…

それより深瀬くんは?」


「そっか!それなら良かったが、昨日神崎と似たような人を見掛けてな
まさかだと思ったが、安心したよ!
何かあったら、いつでも相談に乗るぞ?

それと…
深瀬のことだが、風邪で終業式まで学校を休むと連絡があった

神崎は深瀬と最近仲が良いもんな~
くれぐれも、生徒手帳のルールに違反しないように!

急に呼び出して悪かったな、じゃあ」


「はい、ありがとうございました」


一人黙々と話す先生に、相槌を打ちながら話を聞く私。

担任の先生って、話し出すと止まらなくなるから、今日は短く済んで良かった♪

きっと、あの三人組の視線のおかげ?



悠真…やっぱり担任の先生にも話してないんだ…。

これも、誰かを心配させたくない悠真の優しさなんだよね。

いつも悠真は、自分のことを後回しにしている気がするよ・・・


いつでも相談に乗るか…
それが私にとって荷が重く感じるよ、先生…。