好きとスキが重なった日

「あぁー違うの!
今日のこともあったから、藤木くんが心配して、私の帰りを待ってくれていたんだよ?」


私は誤魔化す為に、手を正面左右に振っては、有りもしない話を作った。

でもこっちの方が、お母さんや私の好感度アップな気がする。
自分で言ってどうするんだ・・・


悠真だったら、きっとそうしてるよね。


「あら~!それならそうと、早く言いなさい~
お母さん、また勘違いしちゃったじゃないの!

ごめんなさいね、ちなみにお名前は何て言うのかしら?」



お母さんはよほど恥ずかしかったのか、慌てて頬を赤くしながらも、少し大げさに言い、事をさらに大きくする。

その末、私の背中をパンパンと片手で二度程叩くお母さん。

だから、お玉危ないってば!!