好きとスキが重なった日

「大丈夫か?直也」

優しく俺に向かって微笑んだ悠真は、俺に手を差しのべてきた。


「あぁ、何とかな…
腕骨折してるかもしれねーけど・・・
でもさ、何で俺がここにいるって分かったんだ?」


「お前の母さんから電話があった
母さんに言ったんだってな?不良グループを抜けること

それで、もしも直也に何かあったら困るから、その時は俺が助けろだってさ…

んで、直也の後を付いて来たっていう訳!
俺に感謝しろよ~」


ニカッと白い歯を出し笑う悠真。
俺は悠真の手を借りて、起き上がった。

俺が起き上がると、すぐさま服に付いた砂や土を払ってくれた悠真。


男同士なのに、何か恥ずかしいな。


その後俺達は病院に向かい、俺は検査を受けた。
レントゲンを撮ったら、見事俺は右腕骨折。

全治二週間だった。

俺、左利きで良かったな!!
不幸中の幸いって、まさにこのことか!!