好きとスキが重なった日

その直後、ドンッと大きな音が耳元に響き渡り、当たって弾き返されたボールが、ドンドンドンッ…と遠くへ転がっていく。


でも私の体には何も衝撃を受けていない。
全然痛くないし………。

もしかして、その時だけ時間が止まっていたのかな…?



よくテレビであるタイムスリップや、時間を止める時計がある訳じゃないし、一体何が私の身に起こっていたの?



私は少しおどけながらも、ゆっくり顔を覆っていた手を外すと、ぼんやりと微かに見える、私の目の前にいる篠塚蓮。



何であなたがここにいるの?



もしかして私のこと、体を張って助けてくれたの?