好きとスキが重なった日

コートを渡る途中、ふと目に入った。
私の視線の先にゆずきがいる。

ゆずきは私に気づいていないみたいだけど、私の目にははっきりとゆずきのシルエットが浮かんだ。


「ゆずき~!」


私はゆずきを驚かせようと、恥ずかしさを他所に、ゆずきの名前を叫んで、ゆずきに向かって大きく手を振る。

すると…
それに気づいたゆずきは驚いたまま固まってしまった。

何でゆずきは、魔法をかけられたみたいに、固まってるの?



私の頭の中ではてなマークが浮かび、疑問しかない。