好きとスキが重なった日

悠真…少し痩せこけた?

ちゃんとご飯食べてるのかな…

マスクをした悠真が下を俯いては、ゴホゴホと咳をする。



「美莉亜…」

私は久しぶりに悠真に名前を呼ばれ、胸がドキッとざわつく。
だけど…
その悠真の声はいつもより弱々しくて、鼻声だった。



「悠真、風邪大丈夫なの?」


「まぁな
俺は大丈夫だから、お前は何も心配するな」


「そっか…
でも元気そうで良かったよ」


すると突如、悠真が私の方に近づいては私を優しく抱き締めた。

私は突然のことで、どう悠真に返していいか分からない。

私が悠真の腰にゆっくり手を回した瞬間…

ゾクッと寒気がした。



予想以上に悠真の体は冷えきっている。






悠真に何かあったのだろうか…