好きとスキが重なった日

私も夕飯をその後食べ終わり、お風呂に入った。

湯船に浸かりながらしきりに考える。


″どんな顔をして彼に会えばいいのだろう?″って…

彼が私の事を一日で忘れるはずないよね…?


変顔するのか、素通りするのか、軽く挨拶するのか・・・


本当にどうしよう。




そうだ!もういっその事、明日直接彼に会ったら決めよう。



マイペースに事を決めた私は、その後もゆっくりと浴槽の湯船に浸かって、体の芯から温めた。





寝る間際、シトラスのアロマの香りが部屋中を漂う。

ツーンと鼻に香るフルーティーで爽やかな匂い。


心もリラックスして、気持ちよく眠れそう!



夜の町は今日に限ってやけに静かだった。

いつもは車やバイクの走行音が度々耳に響き、何だか心地よく感じてしまうのに___。


最近行った商店街も寂れることもなく、とても賑やかだ!



この町は平和である。


町の住民に愛されているこの町に育った私は、本当に幸せだなぁ。