好きとスキが重なった日

「それは中島くんと同じ寂しい想いをして欲しくないからそう言ったんじゃないの?
ほら、深瀬くんのこともあるし…美莉亜のもしものことを思って、友達である私達を大切にしろよ!って意味じゃないかな?

男の人って不器用だし、鈍感じゃん!

だから女の私達に後のことは任せたってことだと思う!!」


「そうだよね…ありがとう
実は私、まだ二人には話していないんだけど…今日リュウに告白されたんだ!
現に私、リュウこと振っちゃったんだけど…

リュウと今後どうやって接していいのか分からなかったから、自分が前向きになる言葉を明日香から聞けて、本当に良かった!」


「中島くんに告白されたんだね!
良かったじゃん!おめでとう

でもやっぱり美莉亜は深瀬くんのことが好きなんだね」


私は巾着からお弁当を出しながらも、明日香にそう言われて思わず照れ隠しをした。

何で明日香に全てバレてるの?って私…
明日香に朝そういえば話してたっけ。


私の頭の中の記憶が、篠塚蓮と夏海先生と悠真のことでいっぱいいっぱい。





このままだとヤバイなぁ…。


いつか私の記憶がこんがらがって、全て遠い彼方の星に消えてしまったら大変。