好きとスキが重なった日

「おい!地味女の彼氏さんよー
俺が怖いの分かるけどさ、拳握りしめんなよ!

本気で殴るぞ」


とだけ言って、疾風の如く悠真の元からも立ち去って行った。


はぁー恐かった。

内心ハラハラドキドキ。



「美莉亜、大丈夫か?」


「あ!悠真…
さっきはごめんね」


「今は謝んな
それより立てるか?」


援護するように私に手を差しのべる悠真。



私は立ったのはいいものの、ふらっと一瞬して、悠真に体を預けた。



「ごめん
さっきぶつかった時、足挫いたみたい」


「俺の背中乗れ!

つか乗れよ、早く」



私を急かすように悠真は身を屈めた。



その一瞬、冷たい風が私達の前を通りすぎ、悠真の後ろ髪を靡かせる。



前髪も同じように靡いた時、悠真の頬が赤く染まっているのに気づいた。






照れてる悠真可愛い。