「う...ん...付き合ってないね...」

精一杯の返事だった。

「だからさ、俺と付き合って欲しい。
俺にはお前しかいないし、
俺のことこんなに大切に思ってくれるの
夢羽だけだから。」

「...... え?」

嬉しかった。嬉し涙はいいよねって
自分に言い聞かせて、笑顔で笑った。

優斗も笑っていた。

この時、初めて私の名前を呼んでくれたんです。
今まではあなた、とかお前とかで私を呼んでくれていたんですが、初めて読んでくれたときは本当に嬉しかったです。
この日から付き合い始めましたが別に特別なことはなかったです。
ただ、ちゃんと私たちはカレカノになれた。
ただ、それだけです。
でも、幸せでした。本当に。