「アヤちゃぁぁぁんっ!!」 「何いきなり。うるさいわね」 読んでいた本を閉じる…ことなく読み続けるアヤちゃん。 別にそんなの日常茶飯事だから、お構いなしに空いていたアヤちゃんの前の席へと座る。 結城くん対策として考えた私は、休み時間は席の遠いアヤちゃんの元へと逃げることにしたのだ。 「小松さん、大変そうだね」 そんな逃げてきた私を見て同情してくれるのは、結城くんの友達だとは思えないほど親切で優しい向田くんだ。