「これ、さっき間違って買っちゃったからあげるよ。俺これ嫌いなんだよねー」 結城くんはにこりと笑う。 牛乳嫌いって、嘘でしょ? なんでじゃあそんなに背が高いの!? 悶々としている中、なかなか牛乳に手を伸ばせない。 「かわいそうなおちびさんに俺が親切心であげるって言ってるの。残さず飲めばもしかしたら大きくなれるかもよ?」 「いらないし!!」 余計なお世話だ! 私はその牛乳を手に取ると、結城くんの目の前へと突き返した。